
過去の自分とまっすぐ対座する地と言われている熊野速玉大社。未来に向かって祈りをささげる地と言われている熊野本宮大社。過去の地と未来の地を結んでいるのは熊野川のゆったりとした流れなのです。未来から過去へと流れ去る時のながれとも重なる熊野川の碧の流れに、自らの来し方行く末をうつしてみる。あらためて、生物は例外なく水の化身であり、この世の中は大きな循環で成り立っていていることに思いをはせてみる。熊野川が結ぶ聖地をご体感いただきながら、悠久の循環の一部に自分を置いてみるコースが【 流 る 】。
携帯と名刺は
置いておく
仲間と離れる
なるべく一人
言葉からはなれる
身体で感じる
山主
住職